結果発表

この度、札幌市を拠点とするビッグデータ・AIコンペティション実行委員会(事務局:札幌市白石区 NoMaps実行委員会内、委員長:村田 利文)は、8月より開催していたコンペの優勝者を発表しました。第1回目となるコンペには、国内より53組、海外より7組の合計60組の応募があり、その中から厳正なる審査の結果、株式会社GAUSSチームが優勝し賞金100万円を獲得しました。

コンペの参加者は、スーパーマーケット等の小売店にある陳列棚を撮影した画像から商品画像を切り抜いた「画像データセット」を提供され、それらの画像から正しい商品を推定する仕組みを構築する課題に挑戦しました。アルゴリズム評価、大規模データ処理評価の2ステージ制で課題が出題され、推定の精度・実行速度・更新性などを基準に審査いたしました。

審査結果:

優勝:株式会社GAUSS
準優勝:加藤光太(ID: kotkat)

審査員総評:

  • 各チームが異なる実現方法を採用していながら、それぞれが高スコアをマークしていることが興味深かった。
  • 精度で上位のチームはスコアの差が僅かであり、運用に関わる評価基準である実行速度と更新性の優劣を競うこととなった。その結果、現実問題によく対応できる技術をより高く評価されるという、コンペの性格を反映した結論となった。
  • 優勝のGAUSSチームは他にないユニークな手法を採用し、高精度だけでなく速度面で抜きん出た結果を出したことが高評価につながった。
  • 準優勝のkotkatチームは複数のオーソドックスな手法を巧みに併用する総合力を発揮し、精度と実行速度のバランスの取れた実装を行った。

審査委員長 中島秀之 学長(札幌市立大学)
審査員 川村秀憲 教授(北海道大学大学院)
審査員 伊藤博之 代表取締役社長(クリプトン・フューチャー・メディア株式会社)

優勝者 株式会社GAUSSチームのコメント:

When I first heard about the Big Data AI Competition, it was very interesting. It was aimed at solving real problems and we were very excited about that purpose. When I received the dataset, solving the problem was not so easy. It was very difficult for AI models to distinguish between shampoos and conditioners of the same brand. Then I tried many models to focus on colors and edge patterns. It was very difficult to improve accuracy, execution speed, and updatability, but it was a lot of fun. And finally, we are very pleased to win. We sincerely hope that this project will be useful to people in real life.

最初にビッグデータ・AIコンペティションの話しを聞いた時、それは非常に興味深いものでした。それは現実の問題を解決することを目的としており、私たちはその目的に非常に興奮していました。データセットを受け取った時、課題解決はそれほど簡単ではありませんでした。 AIモデルが同じブランドのシャンプーとコンディショナーを区別するのは非常に困難でした。次に、色とエッジパターンに焦点を当てるために多くのモデルを試しました。精度、実行速度、更新性を向上させるのは非常に大変でしたが、とても楽しかったです。そして最後に、私たちは優勝できたことをとても嬉しく思います。このプロジェクトが実生活の人々の役に立つことを心から願っています。