STAGE1 審査結果

STAGE1:アルゴリズム評価の審査会が実施され、厳正なる審査の結果、以下の受賞者が決定いたしました。
受賞者の皆様、おめでとうございます。

受賞者
審査委員長賞trex様
優秀賞岡本 弘野様、崔 正行様
優秀賞GAUSS様
審査員特別賞八連宝燈様
審査員特別賞W.inoue様

※ 審査員特別賞は当初、予定しておりませんでしたが、提出された技術提案書の中で、課題に柔軟にアプローチされ、今後に期待できる方を対象に授与いたしました。

審査員講評

札幌市立大学 中島秀之学長(審査委員長)

 コンペ参加者のシステムの認識精度が高いという印象を受けた。
 しかしながら、98%や99%といった精度といえども、それが実用に耐えうるか否かは、AIの使い方に依存するところである。技術提案書の自由記述には、残念ながら精度と使い方の妥当性についての考察が見えてこなかった。
 今回は柔軟に工夫をしているところに注目して賞を選出したが、実用性を踏まえた今後の努力に期待したい。

北海道大学大学院 川村 秀憲教授

 認識精度が高いというのが全体的な感想。
 手法についてはそれぞれ工夫や特徴が見受けられるが、おおむね現在のDeepLearningで画像処理を行う際のオーソドックスなところをしっかり押さえて丹念にやっているという印象。
 実用化まで考えると、教師データに新規登録する際のデータ更新手法や、そこにかかる人手など、問題が複雑化していくと思われる。今後、コンペのレギュレーションが実用に近づいていくので、その時にはこれらの問題を意識してアルゴリズムの工夫を追求してほしい。
 学生の参加者も頑張っている印象を受けた。AIの世界は多様な情報がオープンになっており、誰もが情報を入手してトライできる環境にあるので、若い世代のこれからの努力に期待したい。

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 伊藤博之代表取締役社長

 他のコンペサイトでは実行環境を提供して優劣を競うものが多いが、実行環境を指定せずに結果だけを受け取る今回方式は、どのようなアプローチも許容し、純粋に精度のみを評価軸にするという実験的でチャレンジングな取り組みだった。
 その結果、 SNS利用を始めとした多様な手法・アイデアが思いのほか集まったと思う。
 その半面、実用面や機能面といった技術の裏側が見えにくいこともあり、 評価する側としては難しかった。
 いろいろなアイデアが広く集まるのがコンペの意義なので、今回集まったアイデアが実用化されることに期待する。